重量鉄骨中古戸建リノベ編 その15、施工前写真(2階)の巻

前回はこちら

重量鉄骨中古戸建の室内解体工事が今まさに進んでいるところなのですが、工事前に写真を撮っておいたのでどんなもんか見ていただくのが今回の趣向です。築35年なのでなかなかのもんですぜ。

3階建のうち、メインのリビング&水回りとなる予定の2階からご案内します。まずは間取りから。

2階玄関というそもそもかなりレアな間取りです。2階玄関というと、豪雪地帯に夏場に行って2階に屋外ドアがある家を見つけて違和感強めなのを思い出しますが、うちは関東なのでそういう用途ではないはずです。

玄関入ってすぐDKってのも最近見ない間取りですね。というか35年前でもそんなに一般的ではないと思うんですけど、設計思想について前オーナーに聞いてみたいところです。売買契約取り交わした時に売主の新住所書いてあったので手紙は送れますが「何を考えてあの家作ったんですか?」と突然聞くのは喧嘩売っているとしか思われないのは想像に難くないので止めておきます。

話それましたが写真はこんな感じ。赤矢印の方向に撮影しています。

かなり年季入っていますね。写真に写っている大きな窓二つは出窓になります。どちらも撤去予定なのですが、ふた昔以上前の物件ってやたらと出窓付けたがる傾向にありますよね。結露がひどいので良い事なんにも無いんですけど「空間を広く見せられる」って事で流行っていたみたいです。今回お願いしたリフォーム屋さん曰く「近々絶滅するでしょう」と断言していましたが。リフォーム屋さん、出窓に恨みを持っている様子。

続いて間取りのこの方向。

図面でいう右側にはリノベーション後は水回りを配置してそれ以外はリビング及びキッチンになる予定なので、写真に写っている壁はほとんど撤去予定となります。あと、天井の謎の模様も交換となります。天井が低いので可能ならば高くする予定。というか今のところのリノベ後の間取りをお見せした方が話が早いですね。

2階間取り完成版

2階間取り完成版

この間取り作成のお話はこちらこちら。解体工事完了後に重大な問題が発生して変更になる可能性は無きにしも非ず。という事で次。

洗面化粧台と浴室となります。ちゃんと写ってないけどバスタブ超狭いです。身長178cmの僕が入る場合は体育座り一択です。もちろん解体&撤去。

和室大好きなんですけど残念ながら撤去。和室が無い生活は人生初な気がします。僕の人生は常に和室と共に歩んできたのです。引越し後は心の中に和室を作る事とします。何を言っているんだろう。

階段です。今は廊下→階段という動線ですが、家探しの段階で希望していたリビングイン階段になります。というか広くリビングを取ろうとするとどうやってもリビングイン階段になります。この昔の家風の階段がどのように変貌するのか。悲観主義者のうちの奥さんは「どうにもならないんじゃないの?」と後ろ向きです。というかうちの奥さん、古家感強めなこの物件に対して開戦前から諦めモード全開で、思わず「あきらめたらそこで試合終了ですよ…?」とか言いたくなったのですが、言うとたぶん怒られるので安西先生にはお帰りいただきました。

という事でざっくりとこんな感じで、次回は1階&3階の案内です。3階はともかく1階はかなりの謎空間となります。

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