重量鉄骨中古戸建リノベ編 その37 雨漏り発生の巻(後編)

前回はこちらです。

前回のあらすじ。工事完了が見えてきたところで突然大規模な雨漏りが発生してぶちギレ金剛。

という事で現地で打ち合わせ実施となりました。先方はリフォーム屋のいつもの営業さんに追加して、初めましてのその上司の方と、そのさらに上司の3名体制という大所帯。不動産屋の営業さんからリフォーム会社の社長に直接話をしてもらったからですかね? こうかはばつぐんだ!

まずは雨漏りの原因について説明を受けました。曰く、陸屋根の防水処理自体は数年前の補修で問題なく実施されているとの事。でも、雨水が流れる排管の補修がされてなかったらしくそこが劣化していて雨漏りの原因となっていたそうです。そして、前回列挙した以下の問題点についてそれぞれ回答をもらいました。

  1. 直すのにいくらかかるの? → 無料にて補修させていただきます
  2. ちゃんと直るの? → 簡易的ではなく完全な補修を実施します
  3. いつ直るの? → 数日の修繕で直ります
  4. いつ家は完成するの? → 大雨が続く等のイレギュラーがなければ予定通り3/20までには完成する見込みですが、余裕を見て3/29引き渡しとさせてください

という事で、引き渡し日が伸びた事以外はこちらが満足出来る結果となりました。僕が話を大きくしたから向こうが譲歩したのか、最初からこのようにしようとしたか、今となっては知る由もありませんがとにかく丸く収まったので良しとします。

そもそも雨漏りが起きないのが一番良いのですが、最悪なパターンは住み始めた直後に雨漏り発生という状況なので、この段階で雨漏りしてくれたのは悪運が強かったとも言えるかと思います。壁紙貼る前だったので被害は最小限だったわけだし。

問題解決したので、全員で家を順番に巡って工事状況確認。謎空間の1階について、予算の問題で床以外はそのままでという話になっており、トイレも古いものを仕方なく使うという事になっていたのですが、すでに撤去済みという事が判明しました。どうしましょう、という話になったら営業さんの上司が「サービスで交換します」と言ってくれました。なんたる神対応。さらに割れていた窓ガラスもそのままにする予定だったところを「湿気がかなり入ってきてしまうので、こちらもサービスで交換しておきます」と言っていただきました。トイレが約17万円、窓ガラスが約8万円で合計25万円分サービス…! ずいぶん気前が良い。なおかつ、「リフォーム工事全体の代金も値引きさせていただきます」との事。直近の2,200万円の見積書が出てきたときに、営業さんに「なんとか値引きしてもらえないですかね?」と値引きについて初めて言及したのですが、その時は「無理ですねー」とあっさり断られたのに。

…もちろんありがたいはありがたいんですけど、ゴネたせいで色々とサービスしてもらってる感が強くて申し訳なさも結構ありますね。ひょっとしてモンスター施主扱いされてるんじゃなかろうか。この世の中、結局声が大きい人が有利に生きていけるんですねー。後日改めて届いた見積書では10万円値引きされていました。

という事で、ストレスは半端なかったですが雨漏り問題はなんとか解決しました。まさに「雨降って地固まる」ってやつですね! 上手い事言ったつもりか。雨漏り問題の真っ最中は「トホホ、リノベーションなんてこりごりだよ~」とかなり本気で後悔していたのですが、とりあえずなんとかなったので前を向いて生きていく事にします。とにもかくにもリノベーションの難しさを実感させられる一連の騒動でした。続く。

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