前回はこちらです。
最初は1,345万円、次に2,120万円、そのあと1,847万円、目標は1,700万円、着地点で2,180万円。これなーんだ?
正解はどんぶり勘定としか思えない我が家のリノベーションの見積書です。金額のアップダウンが激しすぎるような。中古戸建を買うか否かの判断をする際にリフォーム会社に参考として出してもらった見積金額が1,345万円なんですけど、今にして思うと何をどうしたらその金額に収まるのかを、クレームとかではなくて純粋な興味として割と本気で説明してほしいです。最初から「2,000万円かかります」と言われたらそもそも家を買ってない可能性大。
とはいえここまで進んでしまったらもはや後退する事は出来ないので、あとはどこまで傷を小さくできるかというところに注力していきます。すでに致命傷とか言わないでー。
ってことで見積書2,180万円をどげんかせんといかんわけです。さて、内訳の中で前回と今回で大きく異なっているものの一つに2階キッチンがあり、前回は119万円、今回は152万円と33万円増額となっています。これ、カップボードなんですよね。
話はちょっとそれますが、キッチン本体はトクラス社となっており、理想はカップボードも同じメーカーで揃えたかったのですがメーカー純正品は高いという予備知識があったので、カップボードはニトリで購入するつもりでした。
ものとしてはこちらを考えており、キッチン本体の吊り収納を無しにしているので収納力に不安があることから、180cm幅で上台+下台+上置きの最も収納力が高い組み合わせにするつもりでした。そしてよくよく調べてみると、上置きを設置できるのは160cm幅のタイプまでということが判明。組み合わせとしてはこんな感じですかね。
この組み合わせで合計173,900円との事です。でも、180cm幅のカップボードを置けるスペースを確保しているのにそれを使い切れないのはもったいない、どうしたらいいんだろう。という話をリフォーム屋の営業さんに相談したところ、「トクラスのカップボード、それほど高くならないと思いますよ」とのアドバイス。その発想はなかったわ(板尾の嫁並感)。
メーカー揃えたほうが見栄えが良くなるのは確実なので、嬉々としてトクラスのカタログとにらめっこして仕様を決めました。
価格と収納力とのバランスを考えて上記組み合わせがベストと判断。さあ、ハウマッチ?
正解は、 60万円でした!
うちのブログ、仙道さんの出番が多すぎ問題。でも、うちがお願いしているリフォーム屋さんはトクラスの値引きに定評があるのでいけるはず。「ディフェンスに定評のある池上」みたいな言い回しですね。いかん、イヤな予感がしてきた。
という事で、トクラスから頂戴した見積書をリフォーム屋の営業さんにぶん投げて新たな見積書が届くのを待つこと幾年。回答が遅いのは織り込み済。そして届いた。35万円! ふざけんな!
「それほど高くならないと思いますよ」とはなんだったんだろう…。ってことで純正カップボードは諦めました。じゃあどうするのかというと、ニトリのカップボードで180cm幅には上置きが載せられないのであれば、上置き付きで100cm幅と80cm幅の二種類を買えばいいじゃない、と僕の中のマリーアントワネットが言ったのでマリー案を採用することとなりました。画像ではこんな感じになります。
合計208,400円との事です。安くないけど35万円よりは安いので良しとします。これで実質は14万円減ですが見積上はカップボードがばっさり無くなるので35万円減。
そして、よくよく見積書を見てみるとグレードダウンしたり吊り収納を無しにしてかなり安くしたはずのキッチン本体の金額が前回と変わっていないことが判明。それも含めて修正してもらったら合計102万円になりました。50万円下がりましたね。まあカップボードはニトリで買うので別途上乗せはあるわけですけれども。
ついでに、ユニットバスの本体も浴室乾燥機能を無しにした見積書を新たに渡したはずだったものが全く反映されていない事も判明。84万円だったのが79万円と5万円ダウンとなりました。
僕の担当営業、家造りに関する知識においては信頼置けるんですけど、事務処理が極めて怪しいことこの上無しという難点もあるわけでして。少しぐらい欠点がある方が人間味があってよいのではないでしょうか。本当か?
という感じで、怪しいところをチェックしたり削除しても良いものを削除する工程がまだまだ続きます。目指せ1,700万円!