戸建リノベ編 その38 乾太くん設置 完結編の巻

前回はこちらです。

こちらの記事にてお伝えしたように乾太くんの設置についてひと悶着ありましたが、無事に本体が届いたのでいよいよ設置工事となります。事前に、東京ガス代理店には「ランドリールームの工事を進めるにあたってリフォーム業者に気を付けてもらう事はありますか?」と何度も確認して、「防水パンの場所だけ決めてもらえれば大丈夫ですよ」とだけ返ってきて、リフォーム会社には「ランドリールームに乾太くんを設置しますので、それ前提で工事進めてください」と何度も言って、こちらで専用台の図面を用意して渡したりもしました。

とりあえず、この図面のトイレの右側がランドリールームとなります。狭いけど。

3階間取り改定版

3階間取り改定版

上記図面通りの場所に縦型洗濯機を設置して、その上に専用台及び乾太くんを設置する形となります。高さについても問題ない事を事前に確認して、乾太くんの扉が折戸に当たって開かない可能性も考慮しましたがちゃんと寸法も調べて大丈夫だったので工事開始!

…工事を担当した方から高さが足りないという指摘を受けました。防水パンをまたぐように専用台を設置するわけですが、そうすると右の壁から出ている水栓に当たってしまうそうです。それを避けるために台の高さを上げると今度は天井の高さ制限に引っかかるとの事。

今までのリノベ工事においてありとあらゆる事が思った通りに進まないので、乾太くん設置も順調に進まないんじゃないのか、と不安に思っていたら案の定上手くいきませんでした。こういう時ぐらい期待を裏切ってくれても良いのに…。地鎮祭やらなかったのがダメだったのか? 神様がお怒りなのでしょうか。Wrath of Godってやつですね。Bury all creaturesなのです。

工事の人に「どうしたらいいですか?」と聞かれて「何とかしてください」と言いたかったんですけど、素人ながらに色々と考えて、「それでは、当初の予定から反時計周りに90度回転させて、左端に設置する事は可能ですか?」と提案したら「それで工事します」との回答。当初の予定とは違うけど設置できさえすればいいか、と思って待つこと2時間程度。「出来ました」と連絡が入ったので確認に行きました。

乾太くん設置後

乾太くん設置後

窓がほとんど潰れているのが気になりますが、まあ目をつむることにします。水栓の場所が右の壁から出ているのは配管の都合だそうで。これが普通に奥から出てればこんな苦労しなくて済んだものを。

そしてシキシマさん、ふと気が付きます。これ、扉開けると洗濯物入れられないんじゃないの?

乾太くん左開き

乾太くん左開き

これが扉を全開にした状態です。今は洗濯機が置かれていないので空間があるものの、洗濯機が置かれると乾太くんに洗濯物を入れるのが不可能になりますね。

って事を工事屋さんに伝えたら「確かにそうですね」と軽く言われました。いやいやいやいや。

乾太くん、スタンダードタイプだったら簡単に扉の向きを変えられるらしいんですけど、これ残念ながら扉の向きを変えられないデラックスタイプなんですよね…。そもそも施主支給で乾太くんを買う時に左開きしか在庫が無くてこれを買ったわけなんですけど、ある意味50%の賭けを外したとも言えます。全てが悪い方に転がった結果、30万円近く払って巨大な置物を設置することになりました。

乾太くん設置に向けリフォーム会社・東京ガス代理店双方にかなり根気強く確認したつもりだったんですけど、ダメだったか…。両者を一同に集めて話をさせないとダメだったのかー。「敗因はこの私!! 各社の担当は最高の作業をした!!」とスラムダンクの田岡監督ばりに男気発言が出来れば良いのですが、僕はそこまで人間が出来ていないので一連の経緯をTwitterにて愚痴ったりしていました。すると、それを読んでくれた方から有益なアドバイスが…!

「乾太くん、デラックスタイプでも自分で扉の向きを変えられますよ。」

マジでっ!?

ググってみたら実際に自身で作業している方もいらっしゃいました。とはいえ、素人仕事で取り返しのつかない事になると立ち直れないので、リンナイのサポートに電話して出張作業で扉の向き変更が可能か聞いてみたらOKとの事。

気になることは三点。

  1. いつ?
  2. おいくら?
  3. 専用台から降ろす必要がある?

「3」については、排湿管が繋がっていたり一人で降ろすのは不可能なので出来れば台に乗ったままで作業してほしい、という僕の願いによるものです。

すぐに回答がもらえて「台に乗ったままで作業可能、今週中には行けます、費用は税込み13,200円です」との事でした。そして即依頼。作業は無事に終わりました。結果がこちら。

乾太くん右開き

乾太くん右開き

ここまで長かったですが、やっと使える状態になりました。ばんざーい! また追加費用が発生しましたが、もうしょうがないです。なんとかなったから良しとします。

そして、一連の顛末を妻に報告したところ、こんな事を言われました。

「最初の向きで、台の幅を広くすれば水栓に当たらないで設置出来たんじゃないの?」

またまたご冗談を

行けた気もするけど、ここまでの苦労を思い出すと深く考えてもいけない気もする。

教訓。コミュニケーションは大事。業者とも、奥さんとも。

続く!

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