重量鉄骨中古戸建リノベ編 その20、内装解体問題発生の巻

前回はこちらです。

内装の解体工事が完了して、いろいろとわかった事があります。良い知らせと悪い知らせ、どちらから聞きたい?

とりあえず良い知らせから。

まず、躯体に問題があり追加で補修工事が必要といった致命的な瑕疵はなかったとの事。ビフォーアフターで良く見るやつなので何気に心配していたのですが、問題なくて良かったです。

次。下の写真の通りぶっとい鉄骨が通っていまして、一般住宅としては過剰な性能との事。この家の隣に立っている新築の家が倒壊するレベルの地震が起きてもこの家は倒れないでしょう、とのお墨付きをいただきました。本来10階建ぐらいのビルに使用する重量鉄骨で3階建の家を作っているそうで、躯体の頑丈さにおいては「なんでここまでやった?」と不思議に思うレベルだそうです。

2階天井写真

そして続いて悪い知らせ。

解体前、2階の天井がちょっと低めとなっていてリフォーム屋さん曰く「おそらく天井高くすることが出来ますよ」との事で、見積にも入れてもらい、あまつさえサービスで無料にまでしてもらったのですが(こちらの記事参照)、上の写真を見てわかるようにほとんど上げる余地が無い事がわかりました。ガッデム! 話が違うじゃないか! とはいえ、致命的では無いので良しとします。天井の低さは冷暖房効率という観点からは有利ではありますし。

次。2階、3階ともに施工の甘さからか床がまっ平ではないそうです。プロの視点じゃないとすぐには気が付かないけど、長年住んでいくとおそらく気になってくるとの事。このタイミングでしか補修は出来ないので、追加工事をお願いする事となりました。天井上げるサービスが出来なくなったのでその分をこっちに回してくれるとの事です。それだとちょっと足が出るみたいですが…。

最後。そしてこれが一番致命的でした。

躯体が頑丈で、床も鉄板が入っていて丈夫なのは良いのですが、そのせいで穴を開ける事に制約が大きいらしく水回りの移動が難しいとの事。マジで? むしろそれありきで間取りを考えたんですけど…。(この記事この記事参照)

解体前の間取りがこちら。

2階解体前間取り

2階解体前間取り

この間取りをこんな感じで変更する予定でした。

2階間取り完成版

2階間取り完成版

それが、配管の関係で水回りを原則現在の場所から移動しない方が良いとの事で、北側(図面上方)に集中した方が安牌だそうです。結果、間取りとしてはこんな感じになります。

2階間取り改定案

2階間取り改定案

なるほど…。で、ダイニングテーブルはどこに置くんですか? この間取りで生活するのはかなりストレスがたまる予感。

という事で、判明した制約を元に再度間取りを検討する事となりました。間取り考えるのを「パズルみたいで楽しい!」って言ってたのでまたパズルで遊べるよ!やったね!

というわけで、陰鬱な心持ちで次回に続く。

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3 COMMENTS

のりぞう

いつも楽しみに読んでいます。
もうすでに間取りの再検討、終わってるかもしれませんが。。。

洗面所の位置にお風呂、そのすぐ下の廊下部分に洗面所っていかがでしょう?
玄関入って上からも左からも出入りできるようにすると回遊性があるし、帰ってすぐに手洗いもできて使いやすいと思います。
そうすればお風呂部分まで使って、右側をキッチンダイニング部分にできないかしら?右上にL字型キッチンをおくとダイニングテーブル置けますよー。我が家L字型ですが、思っていた以上に使いやすくて気に入ってます。

あと、個人的にオススメなのがリビングの学習スペースです!リビングの収納部分を半分はカウンターにして机みたいに使えると子供が宿題とかできて、散らかりが広がらなくていいな、と思ってます。玄関の右側部分を収納にすると、パントリーとかストックスペースとして活用できないかな?と思います。

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シキシマ

のりぞうさん
コメントありがとうございます!
まだ間取り検討中なのでアイディア助かります。次回の記事作成の際に図面に起こして検討してみたいと思います。
リビングの学習スペースも良いですねー。自分ひとりの発想だとやはり限界があるので、こうやってご意見いただけると違った視点で考えることが出来て楽しいです。
どんな家に仕上がるのか未だに見えてきていませんが、とりあえず完成まではブログで報告続けようかと思いますので引き続きよろしくお願いします!

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のりぞう

具体的な間取り案に落とし込んでいただけて感激しました!ありがとうございます。

どんなおうちになるのか、とっても楽しみにしてます♪Web内覧会してくださいねー!

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